風湿病(膠原病)線維筋痛症

全身性エステマトーデスを治す方法はあるのか? 根本治療の方法。中医学の大病院。

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全身性エステマトーデス(SLE)の原因メカニズム

1)肝腎陰虚

これはSLEがまだ軽い段階です。

この状態は肝腎が陰虚になっています。

この為、陽が頭部に上り目眩、耳鳴りが起きます。

 

目は肝が養っています、陰虚で肝の経絡が栄養できない為、両目がしょぼしょぼします。

肝陰が不足した為、生理が不調、生理が無い。

腎が陰虚の為、脚・腰がだるく痛い、髪の毛が脱ける。

 

2)脾腎陰虚

 この状態は「気陰両虚」か「肝腎陰虚」から発展して来た場合が多い。

顔が黄色い、体が寒い、元気が無い。

腎・脾を悪くしているので---全身に浮腫、重症者は胸水・腹水が有る。

 

肺を悪くしている為----咳・痰が有る。

最終的に尿が出ない状態になる。

腹が張る、食が細い、膝腰が怠く痛い、----これは脾腎が陽虚の特徴である。

 

3)邪熱傷肝

この状態は熱毒が原因で肝を損傷したものです。

肝が正常に働けず鬱状態になり、気が滞留し、血瘀になった。

このようにして全身性エステマトーデスを発病します。

 

子宮につながる経絡が不調になり、生理が不調になって生理が無くなる。

 

4)热毒旺盛

SLEの高度活動期に多いパターンです。

ベースとして陰損が体にあります。

繰り返し熱毒に侵されました。

そして熱毒が旺盛になりました。

これで高熱が出たり、高熱が引かなくなりました。

 

熱が津液を損傷させました。

熱毒が営血を広範囲に渡って加熱しました。

そして熱が血と経絡を損傷させました。

このようにして全身性エステマトーデスを悪化させます。

 

この為に顔や他の皮膚に赤斑、出血斑が出ます。

日光にあたると病状が悪化します。

吐血、出血、血便などが出ます。

 

心神が熱毒の影響を受けますので、恍惚状態、昏睡状態、奇声、けいれん が起きます。

熱毒が体に溜まり蒸されるので気血が通らなくなり、関節がだるく痛い、筋肉に力が入らないので痛い、肢体が浮腫みます。

熱は膀胱に入り込みますので、尿の量は少なく赤か濁っています。

目・唇が赤い、大便が秘結します。

 

5) 风湿热痹

この状態は 五臓六腑の気血が不足した事が原因の場合が多い。

赤斑、鮮やかな赤、手足の関節痛、腫れが有る。

 

「風湿熱邪」あるいは「風寒湿邪」を受け、ずっとこもると熱が発生します。

「風湿熱邪」が元々体の「陰虚内熱」と結合し「熱毒」を生みます。

これが脈絡を塞ぎ全身性エステマトーデスを発病させます。

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西洋医学の見解(全身性エステマトーデス・SLE)---中国。

自己免疫が関係する結合組織の病です。

遺伝、生活環境、女性ホルモンなどが原因として考えられるが、原因や発生メカニズムについては全面的に解き明かす段階には至っていない。

出産適齢期の女性に発症が多く見られます。

 

病状は体の多岐に渡っています。

血小板減少、関節炎、発熱、顔に赤い斑などが見られる。軽い状態から突然、重症化する場合も有る。

呼吸系、血液系、腎臓、精神神経系などを損傷させる。

治療はステロイド、モルモン、免疫抑制剤などを中心に行う。

1_16_06c中国の中医学では

全身性エステマトーデスを「陰陽毒」などの名で呼びます。

先天的な体の作り、後天的な体調悪化が体の弱体を起こしています。

特に「肝腎要」の臓器が先天的・後天的に悪くなっていて、全身の根本的な生理機能や免疫力の低下を起こしています。

これが発病のベースとなっています。

 

二つの誘因が全身性エステマトーデスに導いた。

1)太陽の光にさられた事が誘因の一つです。

これが切っ掛けとなる場合が多い。

 

2)風湿熱毒が体に入った為です。

特に「熱毒」の侵入がこの病の最も中心となる原因要素です。

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全身性エステマトーデスの病状を知る。

名の通り全身性の病です。

全身を複雑多岐に渡って悪化させ多くの症状が出ます。

下記は医師の診断では特に「問診」「望診」に当たります。

 

「問診」は患者から体の状態について様々聞きます。

痛い所、目眩がする、耳鳴りがする、熱が出る時間帯、鼻血、生理不純など、体の状態を患者から聞きます。

下記の患者の状態をご覧ください。

1)女性の方が多い。

2)若い女性に多く発生するバターンと、中高年の女性に発生するパターンが有る。

若い方は急性発作型が多く見られます。

中高年の女性の場合は緩和期、安定期が多い。

それぞれ治療方法は異なります。

 

3)顔の頰、手の指先が斑が出来るが、赤、赤褐色、不鮮明な赤などに色が分かれます。

これにより体内の状況が違いますので、治療方法も異なります。

 

4)胃・腹が張満になり食が細い。寝汗、多汗。

顔面蒼白、顔・足がむくむ、全身がだるい。

5)胸水、腹水、下痢気味、尿が少ない。

 

6)手足が引きつったり、鼻血、吐血、血尿が出る場合もあります。

7)目が赤い、喉が痛い場合があります。

口が乾燥して口の中が苦い。

 

8)関節、筋肉が怠くて痛い。リンパ節が腫れる。

9)呼吸が荒い。耳鳴り、めまい、動悸、火照り、不眠がする。

10)生理不順になる人が多い。脱毛、腰が怠く膝に力が入らない。

 

11)低熱が続き治らない。

あるいは昼間に熱が高く、夜間は下がるタイプがある。

寝起き、或は眠りに着くときに熱が出る。

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上記には「望診」が含まれています。

医師は患者の顔や手足を見ながら、皮膚の色などを見ます。

目の色も見ます。

目が赤い、黄色など別の色。

 

手足は赤い斑、褐色じみた斑などを確認。

この状態で体内のどこが原因か、どこが悪くなっているか人それぞれ違いますので、正確に突き止めます

 

望診の中で特に大事なのは「舌」です。

赤い色、淡い赤、深みがあり光沢のある赤、紫色、鬱血の斑があるなど。

舌の「苔」が黄色、薄い苔など。

 

舌の周辺の形が滑らかなのか?ガタガタと凹凸があるのか?

などを観察しますと、どの臓器が熱を持っているのか?どこの繋がりが悪くなっているかなど、正確に判断できます。

 

それぞれの症状は、

どこがこの病気の原因か特定できます。

上記では仮に書きましたが、これ以外にもまだ色々な状態があります。

その全てが、病の原因箇所や体内の悪くなっている所を突き止める糸口になります。

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 診断でどこが悪いか特定できます。

全身性エステマトーデスは全身性の病ですから、多臓器が故障している事が考えられます。

医師は問診、望診の中からだけでも、ほとんど確定的な診断をしています。

 

1)例えば生理不順がある場合、肝が機能低下してないか?診断します。

さらに肝と子宮との経絡(けいらく)が詰まっていないか?チェックします。

 

2)腹水あるいは胸水がある場合、肺の機能、腎の機能をチェックします。

さらには別の臓腑が一体となって悪くなっている場合もありますので、同時に確認します。

 

3)舌の色は様々です。

例えば真っ白なペンキを舌に塗ったような状態があります。

これはどこの臓腑から来ているのか特定できます。

 細かく分かります。

4つの診断をします。

上記の「問診・望診」以外に「聞診・切診」があります。

一つの診断だけでも分かっているのですが、四方向の診断をする事で、はっきり明確に体内の状態を掴む事が出来ます。

 

人体には五臓六腑があります。

細かく解明することが出来ます。

この四診で、どの臓器、どの臓腑が悪くなっているか特定出来ます。

色々ありますが、例えば「血」が問題になります。

漢方では血(けつ)と呼びますが、瘀血(おけつ)の状態があります。

分かりやすく言えば鬱血がそれに近いです。

 

どこに、どのように瘀血しているか?

全身性エステマトーデスは大きな関係があります。

詳しくは下記をご覧下さい。

 

 

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大きなヒントが有ります。

全身性エステマトーデスは「熱毒」が体に侵入しています。

これが血の流れを逆乱させています。

血の全身の働きが全面的に乱されている状態です。

 

診断ではこの状態を慎重に確認する必要があります。

熱毒が体内に入った事で、当然、全身の血が毒性を帯びています。

例えばこれが、高熱が出る、低熱が続き治らない、あるいは昼間に熱が高く、夜間は下がる。

 

寝起き、或は眠りに着くときに熱が出る、動悸、など様々な現象に関係しています。

どの臓器、臓腑が悪くなっているか?

そこと「血」の関係性を診断で突き止めます。

 

それにより血の乱れ方や症状の違いが分かり、治療方針が出て来ます。

血だけでなく気が関係してしている時があります。それは別に説明します。

 

経絡が損傷している場合が多い。

経絡(けいらく)をご存知の人は少ないと思いますが、ツボはご存知でしょう?

鍼、指圧、マッサージの時に押さえる体のポイントがツボです。

これは経絡(けいらく)の要所のことです。

 

この経絡を抜きに全身性エステマトーデスを改善する事は不可能です。

治療の重要箇所だからです。

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 経絡(けいらく)を良く知る。

 全身性エステマトーデスになっている人は、

経絡(けいらく)を詳しく知っていると得です。

経絡は何をするところか?

実は血の通り道です。

 

詳しくは「気と血」の通り道です。

ここではまず血に限定して知って下さい。

誰でも血液の通り道は血管だと知っています。

当然、漢方でも血管は血の通り道と知っています。

 

しかし漢方では経絡は血管以上に大事な血の通り路と見なしています。

経絡(けいらく)は全身に12本通っています。

頭から足の先まで繋がっています。

 

「経と絡」は違います。大きな通り道が「経」です。

そこから枝分かれして、体の隅々まで、血管さえ通っていない狭い箇所は隅々までは「絡」がカバーします。

 

全身性エステマトーデスでは皮膚はどうして赤い斑ができるのか?

皮膚は経絡を通って血が流れてくる事で、血で栄養され、健康を保っているのです。

しかし「熱毒」が体に侵入した事で、血が逆乱した為、経絡を通して皮膚に血が行かなくなった為、あるいは、血に入った毒が皮膚に回って来た為に 、皮膚の赤い斑ができるのです。

まずどの臓腑とどの経絡が悪くなっているか?診断する。

漢方の専門医は、どの臓腑が悪くなっているか?特定します。

その時に必ずどの経絡がどの辺りで悪くなっているか?特定します。

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医薬品が大事です。

中国は中医学(漢方)の歴史が長く、2000年前の医学書「内経」が出た時代にはすでに非常に優れた薬が多くありました。

それ以降、多くの大医学者をはじめ、多くの医師が様々な医薬品を開発して来ました。

大病院では医療用だけで現在は9000種類を越しています。

薬草による薬の種類としては飛び抜けて世界一です。

 

 

写真は参考です。

どの薬を使うかは、それぞれの人により大幅に異なります。

それほど細かく薬を組み合わせます。

 

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それ以外にも薬局用も多種あります。

これほどの種類を作るのに中国は4000年を費やしています。

五臓六腑が原因になっている事が多く、血・津液の問題など全身的な問題ですので、特に優秀な中医師の診断・指導が必要です。

中国でしか手に入らない物です。

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上記の説明には紙面の関係で書けなかったのですが、

「ご自身の全身性エステマトーデスの原因を知りたい、

今後の為にぜひ知りたい」方には、

下記に重要ポイントを書いた資料を用意しています。

無料資料です。

ご覧ください。

早くお元気になられてください。

関連の記事があります。ご覧ください。

全身性エステマトーデス 個人輸入代行 ビビッド・ライフ 根本治療薬 総合情報

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全身性エステマトーデスが治らない、悪化する理由。治療するポイントを知る。

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