月経延長の情報ページです。
「記事作成:後藤です。
婦人科の病気は大変多いですね。
治す方法、もっと良い方がないか、困っていませんか。
中医学を最大限にご活用し、1日も早く良くなってください。」
優秀な中国の医師であれば、個別の状況に合わせて上手に治療します。
月経延長と中医 <中医婦科学>
中医の婦人科は中国が4000年もの婦人科治療の経験があり、世界でも最も豊富な知識が有ります。
単に婦人科の治療をするだけでなく、自然で健康な体に戻す事を主体に置いています。
月経延長とは?
経期延長。 生理の周期は問題ないが、生理が7日以上続く、長い時は半月近く続く。
しかし半月以上、延長が続く場合は「崩漏」と呼びます。
排出されるものは粘液ではなく血である。腹痛、喉が乾き口が乾く。
月経延長の原因は?
月経延長は子宮の経絡がしっかりしていない為、経血をコントロールできない為です。
1)陰虚結熱が原因
・元々の体が虚弱です。
・或いは長く病気を患っている為、陰を損傷しています。
・或いは妊娠、出産が多すぎた為です。
精が損傷し血が少ない、虚熱が内部で盛ん、子宮経絡で熱が乱れている為に月経延長になった。
2)気不摂血が原因
・体質が虚弱。
・或いは、長く病を患い脾を損傷している
・飲食や疲労で脾を痛めている。
脾虚が統制が取れず子宮経絡が安定しない、これで月経延長になった。
3)瘀滞胞宮が原因
・出産をした時に血室が開放されたが余血がまだ浄されていない段階で陰陽が混じり、
外邪が胞中に進入し、気血の運行を妨げた為に月経延長となった。
・或いは情志が抑鬱し、気が滞留して瘀血が発生した為、子宮経絡の流れが瘀血で塞がれ、新血が経絡に帰ることが出来なくなり、月経延長となった。
月経延長の治療
1)陰虚血熱の治療
陰を養い、熱を清める治療をします。
血を止め子宮経絡を調整する治療をいます。
2)気不摂血の治療
気の働きを益し、力を上げる治療をします。
血を止め子宮経絡を調整する治療をいます。
3)瘀滞胞宮の治療
瘀血を取り払い、流れを良くする治療をします。
血を止め子宮経絡を調整する治療をいます。
どうやって自分の身を守るか?
世界の医学は大きく分けて西洋医学と中医学(中国の漢方)に分かれます。
医学によって結果が違ってきます。
中国は西洋医学と中医学があり、さらに両方の医学を合体させた中西医結合医学もあります。
中国の中医学の大病院を色々調べますと、月経病は体にやさしく、いかにして体を本来の状態に戻すか〜の治療をしますので、大変良い成果を出しているのは事実です。
下記は現在の中医学の医学書です。
下記は現在、中国の医科大学で使われている色々な医学書から月経病の参考になる部分を抜粋ものです。
書は上記の黄含英教授が送って来た物が中心です。
教授や他の教官が医大生やインターンに教える時の最も大事な医学書です。
中国で学んだ事のある医師は世界各国にいますが、どなたも持っている書です。
上記の医学書の説明は、
「月経病は月経の周期、期間と量の異常、それに周期に関係して出てくる特異な諸症状が出て来ます。
これらを総称して「月経病」と呼びます。
中医学の婦人科医療は4200年前から始まっている。
1)婦人科の診断・治療については紀元前2200年頃から始まっている資料が多く発見されています。
紀元前2197年〜紀元前770年は[夏・商・周]の時代です。
多くの甲骨文が出土し、その中に婦人科についての多くの記述が見つかっています。
「易経」「詩経」「山海経」「史記」「列女伝」など著名な医学書で、
これらの中に婦人科の記述が多く載っています。
2)春秋戦国時代(紀元前770〜紀元前221年)
・ 医学書「史記」には,春秋時代に婦人科医が出現した事を書いています。
相当な婦人科治療がされていたようです。
・戦国時代に出て来たのは中国で最高レベルの医学書「内経」です。
この書によって中医学が成立し、婦人科が発展する基礎となりました。
すでに解剖が行われ、生理、婦人病、の診断・治療も全面的に細部に渡り説明され、妊娠についても詳しい治療が書かれています。
使用する薬に対しても詳しい使用原則の説明がされています。
3)秦の時代・漢の時代(紀元前221〜西暦220年)
秦の時代には産婦人科が始まりました。
漢の時代には産婦人科が飛躍的に発展した時代です。
この時代に初めて「子宮」の名称が出ました。
この時代の大医学者の張仲景が書いた《金匮要略》では婦人科の妊娠病、産後病、婦人雑病の全般に渡り、診断・メカニズム・治療方針について詳しい説明があり、すでに性病の詳しい治療が行われています。
この時代には女医が登場しています。
4)これ以降も、すべての王朝において(西暦220〜現代)
中医学は歴代の名医学者により産科・婦人科の多くの検証と治療が行われ、実質、世界でも最も進んだ医学に発展しています。
五臓のどこかが悪くなっている場合が多い。
上の医学書の下から3行目に「月经病发生的主要机理是脏腑功能失调」と書いています。
これは「月経病が発生する主要なメカニズムは臓腑の失調である」と書いています。
臓腑とは五臓六腑です。
この内、特に五臓の(心・肺・脾・肝・腎)が悪くなっている場合が多く見受けられます。
貴女はまだ五臓の診断・治療をしていないはずですので、良くするには、その診断が大事です。
西洋医学でどこも悪くないと言われても、中医学とは判断内容が違いますので、中医学の診断を受ければ本当の事が分かります。
なぜ五臓と関係しているのか?
五臓との連携プレイで生理が毎月行われています。
つまり生理は子宮が単独で行っているのではなく、五臓との仕組みで行われています。
特に五臓と子宮・卵巣とが血を循環させて生理がなされています。
ところが五臓のどれかが悪くなると、血が流れが悪くなります。
それが月経病の原因になります。
細かく言えば陰陽など、説明したい事はまだたくさんあります。
しかし今まで書いたことが最も代表的ですので、
その事を念頭に置いて治療すると良いです。
細かな事は治療開始すれば教えてくれます。
治療はパターンがあります。
治療にはパターンがあり、それぞれに合わせた治療薬があります。
病状に応じて薬の組み合わせ、量の調整が必要です。
この診断は非常に難しく、中国でも名医と呼ばれる熟練の中医師に診断を仰ぐげば出来ます。
また治療には病状に合わせた薬(中薬)が必要ですが、これは全て上海など、中国の大病院の医師に診断・相談し、病院より薬を出して頂けば入手できます。
上海トップ10に入る大先生
以前、上海に行った時に日本からの依頼者を診断して下さった先生はなんと上海ではトップ10に入る大先生でした。
診断を受けるのが非常に大変で、ずっと前より上海医学会の有力者よりお願いを入れましたが、多忙な先生で、当日ギリギリまで診断可能かわから無かった状態です。
後になって上海でも超有名な先生と聞き、なおさら驚いた次第です。
中国医学会は上海と北京がトップで作られた組織ですので、先生は中国全土でもトップランクの先生と言えます。
中国に駐在した経験の方はご存知と思いますが、中国では医師の実力で治りが大きく違います。
中国人でも病気になると良い先生から診断・治療を受けるのはほとんど難しいと言います。
ですから、この先生の診断を受けられた人は本当にラッキーでした。
(現在は上海に行く必要はありません)
医薬品が大事です。
中国は中医学(漢方)の歴史が長く、2000年前の医学書「内経」が出た時代にはすでに非常に優れた薬が多くありました。
それ以降、多くの大医学者をはじめ、多くの医師が様々な医薬品を開発して来ました。
大病院では医療用だけで現在は9000種類を越しています。
薬局用も多種あります。
これほどの種類を作るのに中国は4000年を費やしています。
五臓六腑が原因になっている事が多く、血・津液の問題など全身的な問題ですので、特に優秀な中医師の診断・指導が必要です。
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