咳喘息を説明します。
この情報は、正規の漢方医学界(中医学)に基づくものです。
しかも実際に上海の漢方名医の指導に基づくもので、現実、漢方医学界(中医学)は4000年に渡って治療し、実際に優れた治療成果を上げている方法です。
咳喘息の特徴。
感冒から咳喘息に移行するケースも多い。
あるいは感冒でも無いのに咳だけが続く。
咳喘息は何日経っても軽くなる兆候が有りません。
むしろ日が経つにつれヒドくなります。
特に夜中にずっと咳が出ます。
痰が絡んだ咳をします。
寝ることが出来ません、徹夜状態です。
しかも昼間も夜中も連続して鼻汁、痰が出ます。ティッシュ箱は1日で空になります。
これは子供も大人も同じです。
最初は感冒の人も、咳喘息に移ってからは風邪薬は全く役に立ちません。
当然、抗生物質も効きません。
お手上げ状態です。
漢方(中医学)では
今や常識の話ですが、感冒は抗生物質では治りません。
抗生物質は菌を殺しますがウイルスは殺せません。
ところが漢方薬(中医学)はウイルスを殺す薬は多種あります。
見事にウイルスを殺せます。
最初は感冒で、それから咳喘息に移行するパターンがあります。
この時は最初に漢方(中医学)を使えば治ったかも知れません。
しかし咳喘息に移行した段階では、格段に難しくなっています。
なぜならウイルスとは関係ないからです。
治療方法を変えなければなりません。
つまり咳喘息とは思わずに感冒と思っている。
抗生物質や漢方の風邪薬を飲み続けている。
これでは全く改善はありません。
しかし咳喘息と気付いても、
咳喘息の原理・メカニズムを知らないで治療すれば出口は全く見えない。
その理由は治療しなければならないポイントが全く違うからです。
咳喘息は気道を拡張すれば呼吸がしやすくなります
。
応急処置として正しい方法です。
しかしそれで咳喘息が治ったわけでは有りません。
実際は丸ごと咳喘息は残っています。
咳喘息は子供に多い。
大人にも多い病ですが、実際は小さな子供さんに多い病気です。
幼児の時期に多い。
特に3才から7才くらいまでが特に多い。
しかも一度、咳喘息が出ると、発作的な咳が朝や夜中にずっと続き、状態は日増しに悪くなります。
それが1ヶ月以上続きますので、非常に苦しい状態が続きます。
しかも一過性でなく、その後も何度も再発します。
胸部X線検査では異常無し。
家族や本人にアレルギーがある場合が多い。
咳喘息は季節に関係なく発生します。
ではどうすれば治せるのか?
実際に咳喘息を良く治している医学があります。
それは中医学です。
どのように咳喘息を扱っているのか極秘情報を可能な範囲説明します。
中医学では「咳嗽」の部類に入ります。
医学書の原点を見ましょう。
咳喘息は中医学では「咳嗽」の部類に入り肺系の病気にです。
2000年前の医学書、黄帝内経(こうていだいけい)の素問によりますと「外邪が犯し、肺や臓腑を失調させた病」 と説明しています。
つまり体の外部から、病気の原因が体に侵入し、肺や五臓六腑の働きを悪くした病気です。
この医学書にはさらに注意書きが有ります。
「咳は肺単独で出ているのでは無く、五臓六腑が関係している」と書いている事です。
いきなり答えが出て来ました。
解説します。
上記は咳喘息の全貌です。
あなたの咳喘息が良くならない理由は、上記に基づく治療をしていないからです。
1)体の外から何が体に入ったのかを確認する必要があります。
それが体内に入ると変化します。
例えば熱が発生したり毒素を作ったりします。
2)そこから入ったものは次に内臓を傷めます。
つまり五臓六腑をあれこれ傷めています。
どこを傷めているかは咳のタイプによっても分かります。
咳にも色々ある。
心咳・肝咳・脾咳・腎咳など、全ての五臓から来る咳が有ります。
その他にも風咳・寒咳・久咳など有ります。
何処から来た咳かによって特徴が違います。
では、傷めた臓器の違いで、どのような症状になるのか、次に説明します。
①肺が単独で悪くなっている場合と、
②臓器が悪くなって、それが肺に影響しているのと、二通り有ります。
この違いに応じた治療が必要です。
咳喘息を漢方で分類する。症状の説明。
このタイプ分けにより治療しなければならない事が違っていますので、良くご覧ください。
①肺に熱が関係するタイプ
咳が激しい、呼吸が粗い、喉が乾き痛い、痰は粘く黄色、咳をすると汗が出る、いつも黄色の鼻汁がでる。頭痛。
②肺に寒が関係するタイプ
喉が痒い、痰が白く希薄、鼻が常に塞がり、鼻汁が出る、頭痛、肢体が怠い、悪寒、汗が出ない。
③肺に五臓が関係するタイプ
これは三種類あります。五臓は「心・肺・脾・肝・腎」です。肺はすでに悪くなっているので、残りのどれか三種が関係する。つまり三種類のパターンが有りますので、それごと症状が違います。
上記の三つについての考え方、治療の仕方
①は肺に熱がある ②は肺に寒(冷え)が有る 真逆の2パターンです。
熱や寒があるのに放置していては治りません。なぜ熱がでたのか?
それを調べ、適切な治療をする必要があります。
逆に冷えがある場合は、何故、肺に寒があるのか?
それを調べる必要があります。
原因や発病のメカニズムが違うので、当然、治療の仕方も違って来ます。
③についてですが、特にここで関心を持っていただきたいのは、
例え中薬でも肺の治療薬を使うだけでは治らない点です。
つまり三種類の臓器が悪くなっていますので、どの臓器なのかを見つける事が大事です。
何が体に侵入して、どの臓器をどのようなメカニズムで痛めたのか、詳しく調べる事です。
以上のようなしっかりした診断が必要です。
咳喘息は原因、メカニズムを解明しなければ、適切な治療ができません。
原因、メカニズムごとに薬が違います。
単独方向の治療薬で咳喘息が良くなるのはあり得ません。
そのような包括的な治療は漢方は有りません。
何故なら、パターンが基本的に五通り有りますので、全く逆方向の治療が多いのです。
以上を参考にされてください。
正確な診断、正確な治療が必要です。
日本人の知らない優れた医療---中医学
日本では漢方は知っていても、中医学は知らない人がほどんどです。
しかし中医学を知っている方が絶対に得です。
なぜなら中医学があなたの命を守ってくれるからです。
世界最先端の治療---中西医結合医学
中国の「咳喘息」の治療は世界でも最先端を行っています。
しかも治療結果は世界でも群を抜いています。
「咳喘息」を実際に診断して見ると、体の状態は人により様々です。
ですから治療方法もそれに合わせて違います。
特に優れている方法は
1)「中医学」だけで治療する方法と
2)「中西医結合医学」の二つ有ります。
診断して見ると中医学だけで治療した方が良いケースも有ります。
この時は中薬だけで内臓の状態も根本治療します。
ところが必要に応じて「中西医結合医学」で治療した方が良いケースが有ります。
「中西医結合医学」は中医学に西洋医学の良い所を組み合わせた医学です。
中国の建国が1949年で、すぐそのあとより「中西医結合医学」が活発に研究され
今日、非常に優れた治療成果を生んでいます。
西洋薬を副作用の出ないように使う「中西医結合医学」
普通、西洋薬は副作用が有ります。
この認識は中国も同じです。
実際、中国のどの病院でも西洋薬で治療すると副作用が出ます。
中医学の医師と言っても実際は西洋医学のプロです。
医師によっては中医学の医師免許と西洋医学の医師免許を持っている場合も有ります。
中国の中医学の大学、大病院、中医学会はこの70年間、西洋医学を非常に詳しく研究しています。
西洋薬をどうすれば副作用が出ないか、その方法を研究して来ました。
その研究の成果が「咳喘息」の治療でも出ています。
「咳喘息」の治療---実例---「中西医結合医学」
1)「咳喘息」は原因の種類が多い。
このページの最初の方で原因や状態を説明しています。
これに対する治療をします。
治療は2種類有ります。
①中医学の薬-----以前は中医学の薬だけで治療していました。
②中西医結合医学-----現在は中医学の薬を中心に、一部を西洋薬で治療する事が多くなっています。
2)薬は分担した役目が有ります。
西洋薬は対処療法に能力が有ります。
中薬は根本治療に能力が有ります。
つまりこの特徴を生かす治療の方法です。
根本治療は時間が掛かります。
その間に症状をできるだけ軽くしておく方が良い。
その為に西洋薬を使うケースが多く有ります。
西洋薬で症状を抑えて、その間で中薬で根本治療をします。
「中西医結合医学」で使っている西洋薬は日本と規格が違います。
中薬と組み合わせると非常に効果が良いように規格された作りになっています。
あるいは中薬との相性が良いものを選んでいます。
ですから日本に同じものが有るから〜と思っても実際は違います。
治療は薬の規格、組み合わせで効果は大きく違って来ます。
また西洋薬を使うタイミングが違います。
もちろん飲む量も違います。
ですから全ての薬は必ず中医師が指定する物を使い、医師の指示するタイミングで飲みます。
3)「咳喘息」とは別の病気を持っている人。
① 別の病気が「咳喘息」の原因になっている人が多い。
②「咳喘息」から別の病気に発展している人もいます。
かなりの人がこの状態です。
中医学・中西医結合医学では、このような病気や不調も同時に治療します。
この場合、「咳喘息」だけで無いので、場合によっては治療期間が長くなります。
しかし根底から治療できる可能性が多いので、じっくり取り組む事が大事です。
長年の不調から脱出する大きなチャンスです。
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咳喘息 (せきぜんそく)中医学 総合情報
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