咳喘息の総合ページです。
中医学は咳喘息を根本治療します。
咳喘息は非常に難しく、何度も再発する病です。
根底から治療しようとするなら、中医学は画期的な治療をします。
この治療は日本では出来ない治療です。
記事担当の後藤です。
「私も数年前に咳喘息になった事が有ります。
本当に怖い病気です。
咳喘息になった時は大変な状態です。」
「これは早急に治療する必要があります。
繰り返す人が多いからです。
同時に根底治療する必要があります。
中医学・大病院の名医の情報を書きますのでご活用ください」
咳喘息の原因---中医内科
原因 1)外感六淫
①大気が体に侵入し咳喘息を起こします。
大気の(寒・暑・燥・湿・風・火)の六つを六気と呼びます。
六気はどれも咳の元です。
これが鼻・皮膚から入り肺の関係に入り襲います。
②タバコや煙が原因で咳喘息になります。
例えば質の悪い線香を毎日焚いていると咳喘息になります。
エアコンのフィルターが汚れていて汚れた空気を吸い続けた。
煙が肺の気を鬱滞させます。
そして肺は機能を失います。
そして咳喘息になります。
③過労で肺の機能が落ち、肺の防衛機能が弱り咳喘息になった。
原因 2)内邪干肺
内傷により内臓機能が失われた。
体内に有る邪が肺の機能を失聴させ咳喘息になった。
①飲食の不節制、タバコ、酒や辛い物を好む事で、肺・胃を焼け付くす程の状態にした。
②甘く・辛く・濃厚な料理を食べてきた事で痰が出来た。
③日頃より「脾」の働きが悪いので、食べた物が正しく処理できないので、痰が出来た。
出来た「痰」は肺の登り咳喘息を起こした。
⑤日頃からの感情、鬱や怒りが肝を損傷し、肝気の働きを悪くした。
日が経つにつれ気の鬱が肝から肺に登り咳喘息になった。
⑥肺が悪い人は肺の機能を失調しているので、肺気が逆流し咳喘息を起こします。
咳喘息の状態---中医内科
(1)外感咳喘息
状態 1)寒証
風寒により肺の気が機能を失っている状態です。
状態 2)燥証
風燥により肺が静粛と潤いを無くしている状態です。
状態 3)熱証
①風熱により肺が静粛な働きをする事が出来なくなっています。
(2)内傷咳喘息
状態 1)津液熱証
①息が荒い、痰が絡んだ咳をする、血痰が出る事がある、熱があり顔が赤い。
②津液が熱を帯び肺を塞いでいる。
状態 2)津液蕴証
①痰が大変多く咳が出る、痰が出ると咳が治る。
②痰が肺に溜まっている。
③痰が肺を塞ぎ肺気の流れを阻止している。
状態 3)五臓証
五臓から上逆し肺を犯している。
咳喘息の治療---中医内科
(1)外感咳喘息の治療
状態 1)寒証の治療
①風を取り除く治療をします。
②寒を散らす治療をします。
③肺の通りを良くする治療をします。
④咳を止める治療をします。
状態 2)燥証の治療
①風を取り除く治療をします。
②肺を清める治療をします。
③肺を潤す治療をします。
状態 3)熱証の治療
①風を取り除く治療をします。
②熱を清める治療をします。
③肺の通りを良くする治療をします。
④咳を止める治療をします。
(2)内傷咳喘息の治療
状態 1)津液熱証の治療
①熱を清める治療をします。
②肺の流れを良くする治療をします。
③津液の塊を引き裂く治療をします。
④咳を止める治療をします。
状態 2)津液蕴証の治療
①余分な津液を乾燥させる治療をします。
②咳を止める治療をします。
状態 3)五臓の治療
①肺を清める治療をします。
②気の流れを良くする治療をします。
③火を消す治療をします。
下記は現在の中医学の医学書です。
下記は現在、中国の医科大学で使われている色々な医学書から喘息の参考になる部分を抜粋したものです。
書は上記の黄含英教授が送って来た物が中心です。
教授や他の教官が医大生やインターンに教える時の最も大事な医学書です。
中国で学んだ事のある医師は世界各国にいますが、どなたも持っている書です。
上記の医学書の説明は
上記は咳喘息について書いています。
少し訳と説明をします。
咳喘息は気候の影響を受けた場合が多い。
特に寒い時期の風が肺を犯します。
また熱風が肺を犯します。
<内径>と書いていますが、これは紀元前220年前の本格的な医学書で、その中の<素問>には咳がでるのは肺を傷めたから〜と書いています。
また寒風や熱風は必ずしも喉からでは無く、むしろ皮膚を通して体に入り、五臓六腑を犯した結果、それが肺に影響を与えていると書いています。
つまり肺が単独で悪くなっているのでは無く、五臓六腑が悪くなっていることを重視して下さい。
上記の医学書の中には他にも大医学者の名前と医学書が書かれ、咳喘息の原因・メカニズム・治療方法をさらに深く解明してきた事をあげ、咳喘息の高度な治療方法について、説明しています。
この説明は、咳喘息を治療する上で非常に大事ですので、下記でご説明します。
咳喘息の治療は紀元前200年から始まっている。
1)戦国時代(紀元前250年頃)
戦国時代・前漢時代に出て来たのは、上記の写真に出て来た医学書、つまり中国で最高レベルの医学書「内経」です。
この書によって中医学が成立し、発展する基礎となりました。
この時代はすでに人体の解剖が行われ、咳喘息に関係する診断・治療も全面的に細部に渡り説明され、詳しい治療が書かれています。
書の中で、「咳喘息は病邪が皮膚から侵入、五臓六腑はどれも咳の原因になる、肺だけが原因では無い」「体外から咳喘息の原因が侵入し肺を犯した。あるいは五臓六腑が弱いため肺を犯して咳喘息になった」と書かれています。
今日の咳喘息の治療をはじめ、世界でもトップランクを行く医学にしたのは、この「内経」が最も大な切っ掛けとなっています。
2)秦の時代・漢の時代(西暦200年頃)
秦の時代は医学が飛躍的に発展した時代です。この時代の大医学者の張仲景が書いた《金匮要略》では咳喘息の全般に渡り、診断・メカニズム・治療方針について詳しい説明があります。
3)隋の時代(西暦600年頃)
名医学者の巣元方が50冊もの医学書《諸病源候論》を書きました。これは、あらゆる病気の総集、原因にも言及している貴重な資料です。咳喘息に関連して、咳は10種類ある事を説明しています。
4)明の時代(西暦1515年)
名医学者の虞抟は医学書《医学正传》で、咳喘息の治し方の手順を書いています。
5)明の時代(西暦1617年)
名医学者の赵献可は医学書《医贯》で咳喘息の治療をしなかればならない所は「肺では無く、脾か腎である」と説明しています。
6)明の時代(西暦1624年)
名医学者の張景岳は様々な病の治療を飛躍的に向上させた医師の一人です。
《景岳全書》の中で咳喘息の原因・メカニズムを細かく説明しています。
中でも咳の原因が多すぎるので、分類する方法を提案しています。
それは咳喘息の原因が「体外から原因が侵入、体内が原因」の2種類に分類しました。
これにより臨床との整合性が確認されました。
7)明時代(西暦1658年)
名医学者の俞昌は医学書《医门法律》で咳喘息のメカニズムを解説し、2種類の治療方法で良い結果を出している事を書いている。
8)清の時代(西暦1830年)
名医学者の王纶は医学書《名医杂著•论咳嗽证治》で虚証・实証や寒・火热・湿热について、長患いの場合は虚、气虚・血虚の場合の治療方法について説明している。
喘息は根の深い病気です。上記のように時代を経る毎に優れた医学的解明と治療方法が進化して来ました。
現代では非常に高度な治療がされています。喘息と咳喘息については詳しい原因やメカニズムが解明済みです。
自分の身を守る方法。
世界の医学は大きく分けて西洋医学と中医学(中国の漢方)に分かれます。
人体の構造や働きをどう見ている医学なのか?によって治療方法が違い、結果も違ってきます。
中国は西洋医学と中医学(中国の漢方)があり、さらに両方の医学を合体させた医学もあります。
中国の中医学の大病院を色々調べますと、咳喘息は体にやさしく、いかにして体を本来の状態に戻すか〜の治療をしますので、大変良い成果を出しているのは事実です。
喘息と咳喘息は似ているようで、実際は大きく違います。
上記の歴史の所で出ていましたが、咳喘息は2種類に分かれます。
体の内側から発生したものと、②体の外側から発生した物の2タイプが有ります。
結論①五臓の診断が必要です。
内側から発生する場合は五臓六腑についての診断が特に大事です。
五臓は(心・肺・脾・肝・腎)です。
多いのが、他の臓器で痰が発生して肺に影響したか、他臓器では痰が発生してないが、肺に影響して、肺で痰が出来た現象です。
貴女はまだ中医学の五臓の診断・治療をしていないはずですので、良くするには、その診断が大事です。
西洋医学でどこも悪くないと言われても、中医学とは判断内容が違います。
中医学の診断を受ければ本当の事が分かります。
結論②体外からの影響で咳喘息になった診断。
咳喘息になる理由は多いのが気候・天気の影響が有ります。
春夏秋冬---乾燥・湿気・暖かさ・熱風・寒さ・暖かさ、急激な気温の変化・風などが呼吸道や皮膚から入り、肺に影響を与えると、何が入ったか、入った時期によって、肺が様々な不調状態に変化しています。
この様々な不調状態が尋常では治せない難しい状態になっています。
また季節・天候の影響だけでなく、砂埃や煙なども肺に入り難しい状態を作ります。
肺は一つですが、悪くなっている状態は様々です。
これを診断で正確に解明すれば適切な治療が出来ます。
この診断・治療は非常に難しく、中国の中医学の医師なら可能です。
まだだくさんありますが、今まで書いたことが最も代表的ですので、その事を念頭に置いて治療すると良いです。
上海トップ10に入る大先生
以前、上海に行った時に日本からの依頼者を診断して下さった先生はなんと上海ではトップ10に入る大先生でした。
診断を受けるのが非常に大変で、ずっと前より上海医学会の有力者よりお願いを入れましたが、多忙な先生で、当日ギリギリまで診断可能かわから無かった状態です。
後になって上海でも超有名な先生と聞き、なおさら驚いた次第です。
中国医学会は上海と北京がトップで作られた組織ですので、先生は中国全土でもトップランクの先生と言えます。
中国に駐在した経験の方はご存知と思いますが、中国では医師の実力で治りが大きく違います。
中国人でも病気になると良い先生から診断・治療を受けるのはほとんど難しいと言います。
ですから、この先生の診断を受けられた人は本当にラッキーでした。
(現在は上海に行く必要はありません。個人輸入代行で対応しています。)
医薬品が大事です。
中国は中医学(漢方)の歴史が長く、2000年前の医学書「内経」が出た時代にはすでに非常に優れた薬が多くありました。
それ以降、多くの大医学者をはじめ、多くの医師が様々な医薬品を開発して来ました。
大病院では医療用だけで現在は9000種類を越しています。
薬草による薬の種類としては飛び抜けて世界一です。
薬は医師の診断と処方が必要です。
この治療に使う薬は日本には有りません。
中国の大病院に有りますが、医師の診断・処方をすれば病院は薬を出します。
非常に難しい判断が必要ですので名医と呼ばれる上級の医師の診断が必要です。
写真は参考です。
どの薬を使うかは、それぞれの人により大幅に異なります。
それほど細かく薬を組み合わせます。
それ以外にも薬局用も多種あります。
これほどの種類を作るのに中国は4000年を費やしています。
五臓六腑が原因になっている事が多く、血・津液の問題など全身的な問題ですので、特に優秀な中医師の診断・指導が必要です。
中国でしか手に入らない物です。
日本人の知らない優れた医療---中医学
日本では漢方は知っていても、中医学は知らない人がほどんどです。
しかし中医学を知っている方が絶対に得です。
なぜなら中医学があなたの命を守ってくれるからです。
世界最先端の治療---中西医結合医学
中国の「咳喘息」の治療は世界でも最先端を行っています。
しかも治療結果は世界でも群を抜いています。
「咳喘息」を実際に診断して見ると、体の状態は人により様々です。
ですから治療方法もそれに合わせて違います。
特に優れている方法は
1)「中医学」だけで治療する方法と
2)「中西医結合医学」の二つ有ります。
診断して見ると中医学だけで治療した方が良いケースも有ります。
この時は中薬だけで内臓の状態も根本治療します。
ところが必要に応じて「中西医結合医学」で治療した方が良いケースが有ります。
「中西医結合医学」は中医学に西洋医学の良い所を組み合わせた医学です。
中国の建国が1949年で、すぐそのあとより「中西医結合医学」が活発に研究され
今日、非常に優れた治療成果を生んでいます。
西洋薬を副作用の出ないように使う「中西医結合医学」
普通、西洋薬は副作用が有ります。
この認識は中国も同じです。
実際、中国のどの病院でも西洋薬で治療すると副作用が出ます。
中医学の医師と言っても実際は西洋医学のプロです。
医師によっては中医学の医師免許と西洋医学の医師免許を持っている場合も有ります。
中国の中医学の大学、大病院、中医学会はこの70年間、西洋医学を非常に詳しく研究しています。
西洋薬をどうすれば副作用が出ないか、その方法を研究して来ました。
その研究の成果が「咳喘息」の治療でも出ています。
「咳喘息」の治療---実例---「中西医結合医学」
1)「咳喘息」は原因の種類が多い。
このページの最初の方で原因や状態を説明しています。
これに対する治療をします。
治療は2種類有ります。
①中医学の薬-----以前は中医学の薬だけで治療していました。
②中西医結合医学-----現在は中医学の薬を中心に、一部を西洋薬で治療する事が多くなっています。
2)薬は分担した役目が有ります。
西洋薬は対処療法に能力が有ります。
中薬は根本治療に能力が有ります。
つまりこの特徴を生かす治療の方法です。
根本治療は時間が掛かります。
その間に症状をできるだけ軽くしておく方が良い。
その為に西洋薬を使うケースが多く有ります。
西洋薬で症状を抑えて、その間で中薬で根本治療をします。
「中西医結合医学」で使っている西洋薬は日本と規格が違います。
中薬と組み合わせると非常に効果が良いように規格された作りになっています。
あるいは中薬との相性が良いものを選んでいます。
ですから日本に同じものが有るから〜と思っても実際は違います。
治療は薬の規格、組み合わせで効果は大きく違って来ます。
また西洋薬を使うタイミングが違います。
もちろん飲む量も違います。
ですから全ての薬は必ず中医師が指定する物を使い、医師の指示するタイミングで飲みます。
3)「咳喘息」とは別の病気を持っている人。
① 別の病気が「咳喘息」の原因になっている人が多い。
②「咳喘息」から別の病気に発展している人もいます。
かなりの人がこの状態です。
中医学・中西医結合医学では、このような病気や不調も同時に治療します。
この場合、「咳喘息」だけで無いので、場合によっては治療期間が長くなります。
しかし根底から治療できる可能性が多いので、じっくり取り組む事が大事です。
長年の不調から脱出する大きなチャンスです。
根本治療が大事です。
あなたはいつからですか。
ますます悪化していませんか。
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