卵巣嚢腫は手術をどうするか。
手術はご自身の判断ですが、漢方では手術はする時も有りますが、よほどの時以外はしません。
ただし、漢方医大で手術しても、その後、漢方薬で治療は必ずします。
それには理由があります。
最初の診断で、卵巣膿腫になった原因とメカニズムを詳しく正確に把握します。
これを漢方薬で治療します。
漢方病院で例え手術しても、なぜそのあと漢方薬で治療するのか?
その理由は、手術して卵巣嚢腫を取っても、原因箇所とメカニズム的に悪くなっている所はそのまま残っているからです。
そこを治療しない限り、後遺症が出る事があるからです。
卵巣膿腫で卵巣を摘出すると出てくる多くの症状
大概の方が便秘になります。
これは手術によって卵巣からの女性ホルモンの分泌が低下するためです。
また両方の卵巣を取った場合
①卵巣膿腫で両方の卵巣を摘出した場合に多い症状。
顔がほてる、脈が早い、のぼせ、動機、息切れ、記憶力低下、痩せた、太った、むくむ、体が冷える、耳鳴り、めまい、疲れやすい、
皮膚が痒い、口が渇く、だるい、頻尿、尿もれ、髪が抜ける、汗が止まらない、不眠、精神不安定、憂うつ、悪心、不安、イライラ、性欲低下、
意欲がない、下痢、嘔吐、腹痛、乳房が痛い、胸が痛い、食欲がない、頭痛、頭が重い、腰痛、関節痛、筋肉痛、老化、動脈硬化、骨粗鬆症
これらは卵巣を両方取ったため、閉経と同じ状態になり、更年期と同じ症状が出てくる為です。
②片方の卵巣を取った場合
この場合は上記のような症状は出て来ないと言われています。
しかし実際は悪くなる人もいます。
その場合、病院も検査しますが、回答は「手術とは関係ありません」と言われるようです。
ではなんでしょう?
ひどい症状が現実的に術後に続いているのです。
実は漢方から見ると患者が訴えていることが事実なのです。
③卵巣は二つとも残し、卵巣膿腫部分だけを手術した。
この場合、後遺症は何も出ない人が殆どのようです。
しかし中には少数ですが、術後の異常を訴える人もいます。
何年も続く。症状は1)と同じようなケースが多い。ではなんでしょう?
手術後に後遺症が出た場合
・卵巣を両方とも取った場合、大概の人は便秘はずっと続きます。
また更年期障害と同じ症状がずっと続く場合は病院に行きますが、実際は不調がずっと続き、仕事も家庭生活も大変な苦労が続きます。
・卵巣は一つ残した。
あるいは二つとも残したのに後遺症だろうか、あるいは気のせいだ。
後遺症のわけがない。
精神科の問題だと思う人もいるかも知れません。
しかし、安定剤を飲んでも根本解決にはなりません。
むしろ長期化させ、もっと難しい方向に進むこともあります。
卵巣膿腫の手術後、後遺症を出さない為に
①卵巣膿腫が起きる原因箇所を治療する必要があります。
②卵巣以外にも悪くなっている所がある。そこを治療する必要があります。
この二つをきちっと治療すると、後遺症の心配が少なくなります。
後遺症について。
確かに卵巣を一つでも残せば、後遺症がない人が多い。
しかし、火種が残っています。
卵巣嚢腫を作った火種です。
それが今後、どうなるのか?以上のことを踏まえ、どのような治療が良いのか?
事前の検討が大切です。
下記の資料は卵巣嚢腫ができたのか?
体の中がどうなっているのか?
などが書いていますので、しっかり学んでください。
また既に手術したが、予後をもっと良くしたい。後遺症を良くしたい。
と考えている人にも対策になります。
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