帯状疱疹の情報ページです。
「帯状疱疹は難しい病です。
中医学では根本治療をします。
大事な点を書きますので、ご覧ください。」
ヘルペスは3種類あります。
①帯状疱疹----------このページで説明します。
②単純疱疹----------こちらのページをご覧ください。
③性器ヘルペス----こちらのページをご覧ください。
記事担当の後藤です。
「帯状疱疹で大変お困りと思います。
中医学は根本治療をします。
詳しい情報を書きますのでお役立てください。」
中医学診断による、帯状疱疹の状態 参考:中医皮膚病学
1)肝経鬱熱証
肝の経絡(血の通り道)が鬱状態になり、熱を帯びている状態です。
元々は 感情が体内を傷つけた事から始まります。
感情で肝が鬱になり、肝の気がスムーズでなくなり、
肝の経絡の火毒がこもった為に帯状疱疹を発病したのです。
2)脾虚湿蕴証
脾が虚弱で湿が体内に閉じ込められ蒸された状態になっています。
つまり脾が健康な動きを失った事から始まっています。
やがて湿邪が体内で発生します。
日が経つにつれ熱になります。
そして湿と熱が強く結び付き、帯状疱疹を発病します。
中医学診断による、帯状疱疹の治療 参考:中医皮膚病学
1)肝経鬱熱の治療
肝の経絡(血の通り道)が鬱状態になり、熱を帯びている状態です。
①この症状では肝の働きを清める治療が最も大事です。
②肝鬱から始まった「火」を消す治療をする事で帯状疱疹を消滅させます。
③毒性の強い状態ですので、解毒治療をして、痛みを止めます。
2)脾虚湿蕴の治療
脾が虚弱で湿が体内に閉じ込められ蒸された状態になっています。
①この症状では脾が弱っていますので脾を健康にする事が治療の大原則です。
②脾が弱っている影響で湿が溜まっています、これを取り除く事で帯状疱疹を治します。
③この症状も毒性が強い為、毒を抜き取る治療が必要です。
④痛みを根本から無くす治療をします。
3)気滞血瘀の治療
気が滞留し、血の循環が悪くなり瘀血の状態になっています。
①この症状は気の流れが悪くなったのが最初の原因ですので、まず気の流れを良くする治療をします。
②血の働きが弱い為、全身の血流が悪いので、まず血の働きを活発にする治療をします。
③経絡は血の通り道です、経絡の中を違うスムースに流れるように治療します。
④特に血が固まり、いろいろな所で鬱血状態になっています、これをきれいに溶かす治療をします。
⑤うっ血を解消させ、血の流れを良くする事で痛みを無くします。
帯状疱疹の治療 補足説明
上記の原因、治療をご覧になると帯状疱疹は皮膚の病気なのに、治療する所は皮膚よりも五臓・内臓です。
これは私たち日本人がまったく知らなかった事です。
中国の中医学は紀元前200年にすでに帯状疱疹は内臓が悪くなった病気だと突き止めています。
現在、五臓の肝・脾などを治療し、体内の熱や湿を取り除き、血のうっ血を取り除く治療をすれば、
よほどの例外は別にして、大概の人は帯状疱疹が良くなります。
だれでも帯状疱疹がまさか「肝や脾」が原因とは驚きと思います。
実際に診断すれば「腎」その他の臓器が悪くなっている人もいます。
これらの臓器を治療すれば、帯状疱疹は良くなります。
肝臓と肝は違います。
肝臓が正常でも肝が悪くなっている事は珍しく有りません。
この治療ができるのは中国・中医学・大病院・名医です。
帯状疱疹の特徴
1)帯状疱疹は水疱瘡が帯のように列に繋がった型をしています。
2)帯状疱疹は体の片方に出来る場合が多い。
鼻からヘソにまっすぐ線を引き、右か左のどちらかに帯状疱疹ができる場合が多い。
線をまたいで帯状疱疹ができる場合は稀です。
3)神経に沿って帯状疱疹ができます。
この時の疱疹が帯状になっていますので帯状疱疹と呼びます。
帯状疱疹が発生する場所
帯状疱疹が良く出てくるのは、
1)胸の脇
2)頭部・顔面・腰
3)頚部
4)目に関係する三叉神経にウイルスが侵入すると、
目に帯状疱疹が発生し、ひどい痛み、角膜や眼球が炎症し、失明や脳炎になる事もあり、ひどい時は死亡する事もあります。
5)帯状疱疹は年齢が増すほど痛みも増します。
たとえ疱疹が引いても、皮膚には頑固な痛みが残ります。
帯状疱疹は一過性の病気ではない
発病前、軽く発熱する人が多い。
体がだるく、胃の調子が悪い、食欲がない、皮膚は焼け付くような感覚がある、神経の痛みが出る。
その後、皮膚に赤い斑点が出て、水疱も出ます。
水疱が群れとなり帯状に配列されます。
中医学(中国)は世界で最も歴史があります。
紀元前200年の医学書「内経」は
非常に高度な内容で、当時の中国全土の医学ノウハウが集約された医学書です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/黄帝内経
中国の医学書では黄帝内経(こうてい だいけい)と呼ばず、短く「内経」と呼ぶ場合が多い。
「内経」ではすでにこの時、多くの皮膚病を説明しています。
現代人が見ても太刀打ちできないほどの分析力です。
すでにこの中で皮膚病に関係する原因やメカニズムが事細かに書かれています。
医薬品が大事です。
中国は中医学の歴史は長く、紀元前200年に医学書「内経」が出た時代にはすでに非常に優れた薬が多くありました。
それ以降、多くの大医学者をはじめ、多くの医師が様々な医薬品を開発して来ました。
大病院では医療用だけで現在は9000種類を越しています。
薬草による薬の種類としては飛び抜けて世界一です。
それ以外にも薬局用も多種あります。
これほどの種類を作るのに中国は4000年を費やしています。
五臓六腑が原因になっている事が多く、血・津液の問題など全身的な問題ですので、特に優秀な中医師の診断・指導が必要です。
中国でしか手に入らない物です。
帯状疱疹の薬の方法
上記の薬の写真はイメージです。
原因や治療方法に書いているように言っても非常に広範囲です。
どの治療薬を使うかも、全ての人に違った薬の組み合わせをします。
体の内部を治療する事が最も中心ですから「飲み薬」が最も重点です。
体内が正常になれば、皮膚も自然と正常になります。
極端な言い方をすれば、外見的には皮膚科ですが、治療は内科でしなければ、根本治療ができません。
ですから、中国の医師は内科のエキスパートです。
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