ミツコ:姉さん、どう〜初美(娘)ちゃんの調子は?
電話ではずいぶん良いとか言っていたから喜んでいるのよ。
姉:ミツコちゃんが本当に良いものを見つけてくれて、
あれから親子の運命が開けてきたのよ。
娘は「てんかん」になったのは2歳の時だったから、あれから8年間は苦しみの毎日だったわ。
中医学って最初に聞いた時は何だかわからなかったのだけど、今はかなり分かって来たわ。
2200年前の医学書「素問」にすごいことが書かれているのを見て驚いたわ。
娘の「てんカン」の原因が「津液」だと中医学の先生が診断したのだけど、やはりその治療したら、だんだん良くなって来て。
そ〜したら、その原因が2200年の前にすでに書かれているなんて、驚きだわ。
津液が悪くなっているなんて、初めて知ったわ。
それに五臓も悪くなっているって医学書に書いてあって、娘は「腎と脾」が悪いって先生に言われたのよ。
その治療したら次第に体調が良くなって、発作が極端に減って来たの。
前は大中小を合わせたら、毎日だったから、今は極端に減ったわ。
本当に有り難う。
ミツコ:日本人の感覚じゃ、体液が原因なんて思いもしないわね。
姉さんはお腹の中に子供のいる時に何かショックな事が有ったの?
確かあの頃は兄さんがリストラになって大変な時じゃ無かった?
仲の良かったのにあの頃は姉さん夫婦の仲は妹から見ても最悪だったわ。
それがお腹の子供に影響したんじゃない?
姉:そうなのよ、ミツコちゃんの言う通りよ。
まさかそれが原因だったなんて思いもしなかったわ。
昔の人が妊娠中はゆったり過ごすように言っていたけど、その通りだったわ。
本当に娘には申し訳ない事をしたわ。
ね〜、先生から「脾」が悪いって言われて薬を飲んでいるのだけど、脾臓とは違うのよね?
ミツコ:姉さん〜、その通りよ、脾臓と脾は違うわ。
中医学で言う「脾」は「脾の系列」なの。
つまり「胃・脾臓・膵臓・腸」を一体で「脾」と言うの。
ここがね津液(体液)を作るところだからよ。
ここが正常じゃないからキレイな津液が出来なくて、濃い痰ができるそうなの。
その痰が体内の血の流れを妨害して、脳に血が正常に流れなくなって、発作が起きるそうなの。
だから、絶対にそこを治療する必要があるそうよ。
初美ちゃん(姪)は脾の治療をしているけど、人によっては津液を直接治療する場合もあるそうよ。
もしかしたら、「脾」の治療が一段落したら、津液を直接治療するかも知れないね。
姉:そうなの〜色々な治療方法が有るのね。
今まで聞いた事の無い治療ね。
今は当たり前のように慣れたけど、最初はとまどったわ。
けど意外と早い内から、体の様子に違いが出て来たので驚いたわ。
初美(娘)も喜んでいるわ。
まだ完全じゃないけど、体がずいぶん楽って言ってる。
お薬は朝・昼・夕の3回だから、昼間、学校ではお昼ご飯が済んだらすぐ飲むように
毎日、学校に持って行ってるの。
錠剤とかカプセルだから便利が良いし、体の調子が良いから、娘の方が積極的よ。
この前、途中経過で先生にチェックしてもらったんだけど、経過は良いようで、同じ薬をまだ継続して下さいと言われて、ずっと飲んでいるの。
薬がぴったり合っているようで、薬を変えない方が良いようなの。
ミツコ:そうなのね。
一番大事な治療を最初からしているから、そこを徹底的に治療することが大事なようなの。
すごい先生だから、いきなりズバっと一番肝心な治療をしてくるようなの。
だから特に最初の薬は大事なようなの。
それでず〜と治して来て、それが合格点まできたら、次のステップの治療をするようなの。
ともかく8年も悪かったのだから、根が深くなっているから、しっかり奥の方まで治療した方が良いと思うの。
治療を焦るのじゃ無くて、元からじっくり治療した方が良いそうよ。
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